「江戸職人の町を研究する」 - 東京銀器 -
日本再生において、その地域の個性を活かした地場産業・伝統産業の勃興が不可欠だと私達考えております。 今回は東京の伝統産業である銀器の職人さんの世界に注目し、職人の町、下町の個人企業の取り組みや、伝統を守りながらも革新を繰り返し脈々と受け継いでいる職人の方達が培ってきた、ものの見方・考え方、大切に価値観など職人さんの世界のリーダーシップ・マネージメントの体系を総合的に学び、健康で持続可能な社会づくりにおいての気づきを参加者の皆様で共有するイベントです。
CS番組 明日への扉でも特集された銀師の伝統工芸一家の上川一家(日伸貴金属様) にご協力をいただき実現いたしました。
江戸時代から伝わる東京の伝統工芸「東京銀器」から未来へのヒントを一緒に学びましょう。
また、銀のしおりを制作して体験してお持ち帰りいただけます。
イベントスケジュール
10:20 現地集合
10:30-11:45 日伸貴金属様 工房見学
11:45-13:15 (江戸下町伝統工芸館立寄り後) お昼休憩 自由解散
13:15-14:15 東京銀器制作体験(銀のしおりに金槌で模様を打って制作していただきます)
14:30-15:45 上川宗照様 x 藤原直哉対談 形式でのご講演
15:50-16:50 全体ディスカッション
16:50 終了
* イベント詳細は変更になる可能性があります
上川 宗照 プロフィール
伝統工芸士 MASTER OF TRADITIONAL CRAFTS
東京マイスター TOKYO MEISTER
経済産業大臣指定伝統的工芸品東京銀器伝統工芸士や東京マイスターなど、多くの称号を持つ金工作家。現在では業界唯一の伝統工芸一家として活躍をし、新技を取り入れた金工作家としての高い評価を得ている。
東京銀器とは
銀器は日本で古くから用いられ、平安時代の文献に銀の食器類が載せられており、室町時代に各地で銀山が発見されると、銀製品が本格的に作られるようになった。 その後、一般に銀製品が使用されはじめたのは江戸時代に入ってからで、調度品、かんざし、キセルなどに銀が使われた。 銀器職人は「銀師(しろがねし)」と呼ばれ、当時、銀を扱う鋳造所「銀座」が江戸だけに制限されると、各地の銀師も江戸に集まり、さまざまな銀製品を生み出していった。その卓越した技術を受け継いで現在に至るのが「東京銀器」であり、国の伝統的工芸品に指定されている。 [明日への扉より]
CSディスカバリーチャンネル 明日への扉 | #039 東京銀器 銀師(1/4)
CS番組 明日への扉 http://www.athome.co.jp/tobira/39/
日伸貴金属 http://www.nisshin-kikinzoku.com/